花粉の季節には人にも車にもケアを忘れずに

花粉の季節には人にも車にもケアを忘れずに

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花粉の辛い思いをされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。今年は全国的に、例年よりも早く飛散開始となった地点が多く、2週間早く飛散が開始していますが、収束するにはもうしばらくかかりそうです。

花粉は愛車にも大きな影響を与える!

花粉が飛び散る

この時期、車のボディや窓ガラスがうっすら黄色っぽくなっていたら、それは花粉です。

少しネバついていますので、濡れタオルで拭いたくらいではスッキリ落とせません。 さらに花粉は雨に濡れると、中から「ペクチン」というネバネバ物質が染み出して、塗装やコーティング被膜に吸着。

ボディーを腐食させていき、そのまま乾燥すると無数のシミを作ってしまう厄介者なのです。

大切な愛車に付着してしまった、花粉の対処法

車に付着した花粉の対処法

愛車に付着してしまった花粉の対処方法はただひとつ、こまめな洗車(特に雨上がりにはすぐに!)が愛車の劣化を防ぎます。

この時期の洗車は、いつもよりたっぷりの水で表面の汚れを
洗い流しましょう。

汚れが落ちる前からシャンプーなどでこすってしまうと、花粉でボディーを傷つけてしまいます。

このとき、フロントガラスとワイパーゴムの間も念入りに。

意外と見落としがちな上、汚れたままワイパーを使えば、花粉をガラスに塗り付けてしまうことにもなりかねません。

すでについてしまった塗装のシミには、「熱」「お湯」が有効です。

50℃~70℃前後くらいのお湯をクロスにひたしてから、絞らずにそのまま拭き上げると落ちやすいです。

手袋をするなどして、火傷には十分ご注意くださいね。

ちなみに、花粉の予防にはワックスがけが一番効果的ですが、これもまた、花粉を落とし切らないままワックスをかけてしまうと、ボディーとワックスの間に花粉を挟み込んでしまうことになりますので、事前に十分な洗車をしてくださいね。

花粉症の方は、つらい季節が続きますが、愛車のケアでボディーの劣化を防ぐことで、少しでも憂鬱気分が軽減されるといいなあと思います。