気候が暖かくなるにつれ、お出かけが楽しい季節になりますね。 また、ドライブがてら室内の施設へ遊びに行く機会も増えるかと思います。 そんなとき、1番大変なのは車の運転手さん。
同乗者の安全、周囲の安全、交通マナーに注意深く気を配る運転手さんは、緊張感でいっぱいです。 そんなドライブに、車内で助手席に座る方の気遣いは必要不可欠。
皆で楽しいドライブにするためにも、覚えておきたい助手席の心得をご紹介します。
基本的に車の運転手は、助手席に座るあなたの「声しか聞こえていない」ことと心得ましょう。
助手席側の窓の外に楽しいものを見つけた、あるいは楽しい動画を見ていたとしても、運転手には分かりません。 少し目を向けたとしても、同じ情報量を得るのは不可能です。
できるだけ詳しく説明したり、あとで一緒に楽しむようにしましょう。
また、身振り手振りや、ニコッと笑う顔の表情でのコミュニケーションも伝わりづらいので、いつもより優しい言葉づかいや声かけを心がけましょう。 顔が見えないラジオの向こうの方に話しかけるような配慮が◎ですね。
例えば、飲み物の蓋は開けてあげましょう。
小さなお子様には、缶やペットボトルの蓋を開けてあげて、
場合によってはストローをさしてあげることもありますよね。 前方を常に見ていなければいけない運転手にとって、この気遣いは嬉しいものです。
飴やちょっとしたお菓子などの軽食も、袋を開けてから渡してもらえると、その優しさへの感謝もあいまって、皆がより快適なドライブを送れます。 これは、されている方も多いかもしれませんね。
運転中の眠気は、どうしても避けられないものですよね。
運転手が眠気に襲われる時間には、いつもより話しかけたり休憩を勧めたりと、助手席の方の注意があると助かります。
昼間の眠気は、ご飯の満腹感によって来ると思われがちですが、本当に注意したいのは、起きてからの時間です。 人間が1日の中で感じる眠気には周期があり、一般には、目が覚めてから7時間後に眠気が襲ってきます。朝7時に起きる人が、昼食後の午後2時ぐらいにちょうど眠くなるのはそのためです。
ですので、早起きでのドライブでは、ご飯の時間に関わらず、起床時間から逆算して注意する時間を覚えておくといいでしょう。