もしものときの相談室!「もし、免許証を失くしたら?」

もしものときの相談室!「もし、免許証を失くしたら?」

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紛失、盗難、破損など、運転免許証の再交付は思いがけないタイミングでやってくるもの。手続きしようとして書類の不足や申請場所の間違いなどがあると、余計に落ち込んでしまいますよね。もしもの時に備え、再交付の予備知識をご紹介します。

<再発行はどこでできるの??>

運転免許証は、下の3か所で再発行手続きをすることができます。
①運転免許センター ②運転免許試験場 ③警察署の運転免許課など
上記③については、注意が必要です。地域によっては、交番でもOKな場所があったり、そもそも警察署での再交付の取り扱いがなかったり、ナンバー交付エリアの警察署でないといけなかったりと、地域により大きなばらつきがあります。①②以外で再交付をする場合は、必ず、各都道府県の公式サイトや、最寄りの警察署にお問い合わせください。

<再発行の受付時間は??>

どこで手続きするにしても、基本的に平日の昼間が再交付の受付時間です。土日営業の施設でも、再交付だけは受付時間が決まっていますのでご注意ください。また交付期間も、①②は半日程、③は1~3週間程かかります。

<再交付に必要な書類って?>

■運転免許証再交付申請書…再交付場所に置いてある書類ですが、ネットからもダウンロード可能。
あらかじめ記入して持っていくと、手続き時間が短くなります。
■運転免許証紛失顛末書(てん末書)…書類の場合もありますし、サインだけの場合もあります。
■申請用写真1枚…縦が3.0cm、横が2.4cmのサイズで、申請前6ヶ月以内のものが有効です。
■印鑑…認印でOK。シャチハタでは認められない場合もありますのでご注意ください。実印の必要はありません。
■身分証明書…保険証・年金手帳・住民票・外国人登録証明書などを持って行きましょう。
■再発行手数料…3,500円が必要です。
■破損、汚れてしまった運転免許証…手元にある場合は、持っていくと本人確認がはやくなります。

<再交付申請中の運転はOK?>

答えはNG!運転した場合は、免許不携帯の罰則金を納めることになります。このほか、紛失や盗難の場合は、警察署やクレジットカードや銀行の信用機関へのお届けも忘れずに。この本人申告を行うことで不正使用時の支払い責任を免れたり、カード使用時や借入時の審査が厳しくなりますので、被害が最小限に抑えられます。もしもの時は慌てず、いちはやく、届け出と再交付手続きを行ってくださいね!