カーリンク藤枝店

営業時間ギリギリで、査定希望のご夫婦がご来店。車検等で当店を利用頂いていたお客様で、ミラジーノを売り、タントに乗り替えたいとのご要望でした。前日に他社の出張査定を受けられ、平成二〇年式六万キロ走行のタントＲＳを提示され、乗り出し価格百六十五万円で決断を迫られたそうです。ミラジーノの査定金額が妥当かも分からないまま、売買契約を結び、タントの注文書は手元にある状態。一方的な進め方に不安が募ったそうです。以前、当店のスタッフ折原が査定をした際に断ってしまい、今回は頼みづらかったそうですが、その後も折原から、車検や点検案内の連絡が熱心に来ていたので、一度相談してみようと来店下さったそうです。私も数回会話したことがあり、お客様も顔を覚えてくれていました。

他社の話を整理し、ネクストカーのタントは高すぎること、ミラジーノの買取提示金額は適正であることを伝えました。話を交わすうち、本当は新車が欲しいという奥様の言葉があったため、同じ予算で、好きなグレード・色・装備・最新ナビの新車タントが買える旨をご説明し、納得頂きました。ミラジーノは、タント納車日まで委託販売に挑戦することで話がまとまり、他社にはキャンセルの連絡をして頂けました。

一通り商談が終わり、雑談していると、お客様はこうおっしゃいました。「本当に相談して良かった。いつもお世話になっているところで、初めからちゃんと話をすれば良かったですね。でも、折原さんがいつも、車の売買以外のことでも電話をくれていたので、お店に来やすかったです。それに岡村さんも、色んな角度からアドバイスや提案をしてくれて、楽しく車を選べました。ミラジーノも、大切に乗ってくれる人に乗ってもらえるなら、他社よりもカーリンクの方が断然いいです！」と、営業をやっていて本当に良かったと思えるお言葉をたくさん頂きました。

数日後、ミラジーノが委託入庫。入庫予定は以前から朝礼で共有していたため、ベテラン営業マン佐藤が、前もって基盤のお客様へ提案をしてくれたおかげで、すぐに販売が決まりました。

こうした全員の行動で、当社が戦略として掲げている、「基盤のお客様から基盤のお客様への車の流通」を、お客様に喜んで頂きながら実現することができました。お客様とスタッフ一対一ではなく、店全体とお客様の関係作りの重要性を感じた一件となりました。